張鈺写真展「MEIJI MONUMENT」

 

 

張鈺写真展「MEIJI MONUMENT」

2019.2.19(火)〜3.3(日)
12:00-19:00 月曜休廊

明治維新後、日本は全方位に西洋文化を受け入れるなかで、もちろん建築も大きな影響を受けている。かつてのような木造建築から、徐々に木やレンガを混合する構造の西洋風建築に移行していった。そのような建築物を詳しくみれば、都市の歴史、民族文化、社会発展など、時代の変化が分かるだろう。逆に、日本の社会発展の中で、建築の種類や都市の景観などが果たしてきた役割もきっと見えてくるはずだと思った。

そこで私は、日本全国を回って、日本の明治時代から1940年代までに建てられた銀行、教会、学校、病院、政府などの公共建築を、撮影の対象にすることにした。同じアジアの国だが、中国は民国時代の建築はよい状態で保存されておらず、取り壊されるか、一部分だけが残っているケースが多い。建築物に潜んでいる歴史的価値がかなり減らされているように思う。

一方、日本の明治時代、大正時代また昭和時代前半の建築はよく保存されている。しかし、今残っているといっても、その時代に対する記憶が薄くなるとともに、だんだん人々の視野からはフェイドアウトしているようだ。

この作品は、かつての日本の近代建築を歴史の遺跡として、現代日本の景観に組み込んだ記念碑である。グローバル化の今、近代および現代の日本の歴史的景観はどのようになっていくのだろうか?

 

1990年中国黑龍江省ハルビン市生まれ

2013年天津美術学院 写真学科卒業

2018年日本写真芸術専門学校 卒業,Photo Art,鳥原学(Torihara Manabu) ゼミ

2018年から武蔵野美術大学大学院在学中 ,写真コース,小林のりお(Kobayashi Norio)ゼミ

2017年第六回侯登科(Hou Dengke)ドキュメンタリーフォトグラファーアワード

2018年第19回写真「1_WALL」鈴木理策奨励賞

2018TAP Gallery所属